「自分らしく、暮らしやすく。」これからの住文化の向かっていく先は個性化と快適さの追及ではないでしょうか。また、内装事業をめぐる展開も、発注者の多彩な要求に即応できるよう急発展した結果、KEP、NPS、CHSの新建設方式に加え、メニュー方式やスケルトン供給など住宅内装の供給手法も多彩になっています。
共和成産の内装パネルは使用する部位により、床パネル、壁パネル、天井パネルに大別されます。
共和成産の内装パネルは、針葉樹やラワンの芯材に、合板または窯業系建材の表面材を接着剤で貼り合わせて構成しています。寸法・形状などは設計に合わせて製作いたします。
内装パネル工法の設計では以下の点に留意して設計することをおすすめします。
・内装モデュールに基づいた設計を行う。
・同一サイズ部品を多用する。
・部品の種類を少なくする。
これにより内装パネル工法の特長をより一層生かすことができます。
共和トータルインテリアシステムは、四半世紀の間、住空間のグレードアップを目指した技術蓄積の上に発展してきた総合内装体系です。このシステムは、床、壁、天井、建具・造作、収納・間仕切ユニット、設備ユニットなど多種多彩な内装部品・部材、設備郡をそろえ、その組み合わせだけでも多彩で個性的な住空間設備に対応することができます。
共和成産の集成造作材は、集成材の日本農林規格「化粧貼り造作用集成材」に基づいて製作されています。その上、厳しい品質管理体制の下で製作していますので品質の保証と安定が特徴です。表面の仕上がりは生地仕上、塗装仕上のふたとおり。生地仕上の化粧単板には米栂材が主材料として使用されています。仕上がりが美しく、くるいがなく、割れがなく、加工しやすく、価格が安定しているのが特徴ですから、柱、半柱、敷居、鴨居等の比較的断面積が大きく、表面の美しさを求められる部位への使用が適しています。造作材の断面形状は設計に合わせて製作いたしますが、長さにつきましては原則として定尺となります。
共和成産の単一造作材は、製材の中でも日本農林規格の1等上小節以上の物を使用、また、ラワン材などは防虫処理をした特等のものを使用しています。その上、厳しい品質管理体制の下で製作されていますので、高品質な造作材に仕上がっています。主に使用する樹種は、米栂材、スプルース材、ラワン材など。造作材の断面形状は設計に合わせて製作いたしますが、長さにつきましては原則として定尺となります。
厳しい品質管理体制のもとで製造される共和生産の内装パネルは、高品質な製品を均一に安定して供給することができます。
共和成産のユニット枠は、簡単、正確、強固に組むことができるようユニット化した造作材です。 現在の内装工事現場では、あらかじめ精度良くプレカットしたユニット枠は、現場作業の省力化を進める上で、欠かすことの出来ない製品となっています。ユニットの形状、寸法は、片開き、片引き、引き違い等各種設計に合わせて製作いたします。
表面材の規格
●化粧合板…………特殊合板のJAS1類及びAS2類のWタイプ以上
●素地合板…………普通合板のJAS1類及び2類の1等品
●石綿セメント板…JISマーク表示品
●石こうボード……JISマーク表示品
●ケイカル板………JISマーク表示品
芯材の規格
●針葉樹……………1等小節以上
●ラワン材………1等防虫第1種
以上は床先行の内装パネル工法の施工手順の一例ですが、これ以外の工法による内装パネル工法もありますので、お気軽にご相談ください。最適な提案をさせて頂きます。